橋本プラントサービスの製品について
配管・架台・加工品・装置
加工品

溶接加工とは、2種類以上の金属に「熱」または「圧力」、必要によって「溶加材」を加えることで接合する金属加工方法のことです。
溶接加工のメリットは、2つの鋼板を繋げる際に材料の節約や端材を活用することが可能なので、経済的である点です。そのため、多くの分野で広く利用されている加工方法です。
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溶接加工は、接合部に隙間が発生しにくいため、接合箇所の気密・水密性を高めることが可能です。
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溶接加工は製品の重量を増やさず接合することが可能なため、軽量であると言えます。
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溶接加工は、一度溶接すると解体が難しいというデメリットもあります。
架台

架台とは、機械類や設備機器などの重量物を設置または支持するための架構です。架構は柱と梁でできた構造のことです。「かだい」または「がだい」と読み、英語では「Channel base(チャネルベース)」といいます。ここでは、架台の役割やラックとの区別について解説します。
高い強度と安全性を持つ架台には、空調機や制御盤、キュービクル、分電盤のほか、製造機械や配管機器、室外機、太陽光パネルなど、さまざまな重量物が設置されます。
架台を屋外に設置する場合は日光や風雨にさらされるため、耐食性や耐候性を持たせておくことが必要です。設備の用途によっては、地震や水害といった災害にも耐えられるように建物とほぼ同水準の設計が要求される場合があります。
配管

配管を接続する方法には、開先(かいさき・配管の接続部分)をネジのような形状に加工して(ネジ山を作ってオスとメスの)2本の配管をつなげる「ねじ込み接続」や、開先の外周にボルトとナットを取り付けられるよう加工してつなげる「フランジ接続」などがあります。しかし、これらの接続方法は「圧力に弱い」という欠点があり、水のような高圧が加わるものを供給する配管の接続方法としては適していません。
これに対し、配管の接続部分に溶接施工を行い、2本の配管をつなげる「配管溶接」は圧力に強く、水のような高圧が加わるものの供給にも対応できるというメリットがあります。すなわち配管溶接とは、配管の接続方法の中でも「特に高い耐久性や強度が得られる方法」です。